インサイド シーナ

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毎日コムネット(8908)株主優待「ベネフィット・ステーション会員権」到着と投資判断について

毎日コムネット優待

こんにちは。シーナと申します。

2018年7月27日に郵便受けを見たところ、毎日コムネット(証券コード:8908)から

株主優待が届いていました。

福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の会員権(1年間)です。

 

毎日コムネット(証券コード:8908)は、

主に首都圏の学生向けにマンション・寮の開発運営をメイン事業として、企業への就職支援も行っている企業です。2014年に自社物件向けに発電(太陽光)事業にも参入し、今後15年以上の安定した利益が見込まれます。

2018年5月28日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から第二部へ市場変更しています。

はじめに

毎日コムネットは長期保有でのキャピタルゲイン(株価上昇による売買差益)を期待して購入しました。

そのため株主優待には全く期待していませんでした。

割引といっても大した内容ではないだろうと。

しかし、届いた後にサイトで確認してみると意外に、というか下手な優待よりずっとよいですね。人によっては数万円以上の価値(お得になる)があると思います。

毎日コムネット(8908)の株主優待

毎日コムネット優待内容

官公庁や企業向けに福利厚生のアウトソーシングサービスを提供する

ベネフィット・ワン(証券コード:2412)が運営する

「ベネフィット・ステーション」の「ダイジェストコース」の会員権です。

有効期限は、2018年8月1日から2019年7月31日の1年間。

ベネフィットステーション会員権

アカウントは7月末までに届きますが、サイトにログインできるのは8月1日からです。

「ダイジェストコース」は「スタンダードコース(A)」に該当するようです。

ベネフィットステーションAコース

「ベネフィット・ステーション」は、特定の団体(企業等)に所属していない個人でも

利用することができます。

個人でほぼ同じサービス内容で利用しようとすると、11,777円(税込)(一括払いの場合)

掛かります。

個人向けWebサービス - ベネフィット・ワン

(後述しますが、ベネフィット・ステーションを利用した個人向けサービスはいろいろな企業から提供されています。)

ベネフィット・ワン(2412)の株主優待でも100株で同じスタンダードコース(A)を

貰えますが、2018年8月4日現在で株価には約3.3倍の開きがあります。

ベネフィット・ワン:3,110円

毎日コムネット:939円

同じ優待目的であれば毎日コムネットの方が必要資金は少なく済みます。

なお、権利確定月は、ベネフィット・ワンは3月、毎日コムネットは5月です。

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ベネフィット・ステーションとは

bs.benefit-one.co.jp

私はこれまで縁がありませんでしたが、

「東証一部上場企業の45.3%、公務団体46.6%が導入!」と公式サイトにあるように

福利厚生サービスのアウトソーサーとしては最大手です。

お勤めの企業等で導入済みという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本当に様々で膨大な(100万以上の)サービスが提供されています。

本家のサイトでも以下の毎日コムネットの株主優待サイトからもベネフィット・ステーションのサービス内容が誰でも確認できます。

サービスの確認用にゲストアカウントが用意されています。

新株主様優待制度 サービス概要

飲食店で使える割引クーポンは基本として、私がお得だと思った主なところでは、以下がありました。

  • 映画館のチケットが1,800円→1,300円
    大体の映画館で利用可能です。いつでも500円引きはよいですね。
  • レンタカーが約20~50%割引
    日産レンタカー、ニッポンレンタカー等があります。
  • 楽天やYahoo!ショッピング等のECサイト利用時にポイント還元
    いわゆるポイントアップモールとしての利用です。
    「ベネポ」というポイントが追加で貯まり、1ポイント1円として利用できます。
  • 無料でeラーニングが受講可能
    さまざまな種類の講座が大量に用意されています。
    日商簿記2級対策講座もありました。スマホ対応しているのがよいです。
  • 大手通信講座の受講料が約5~40%割引
    私でも知っている大手通信講座がお得に利用できます。
    簿記の記事で、おすすめした「通勤講座(現:スタディング)」も3~24%OFFでありました。
    まだ日商簿記2級に向けた勉強は何も始めていませんし、今度は(ブログのネタのために)別の通信講座を利用してみようと思っていましたので、ちょうどよかったです。

いや。本当によいですね。上記はほんの一部です。

しかも会員本人だけでなく、

2親等(祖父母から孫の配偶者)までの親族

利用対象になります。

例えば、映画なら親子3人で1,500円割引となります

ご利用対象者について - ベネフィット・ワン

友人でもビジター料金で利用できますので、自分だけお得になるという気まずさも軽減されます。 

ちなみに株主優待券の売買ができる優待マーケットが運営する「チケットオンライン」とも提携していてお得(ポイント還元)に利用できるようです。

リアル店舗で買取拒否されたあのユニゾホールディングスの優待券も買取対象でした。

www.ticketonline.jp

ベネフィット・ステーションのお得な入会(利用)方法

「毎日コムネット」や「ベネフィット・ワン」の株主になる以外でもベネフィット・ステーションを利用した個人向けサービスを提供している企業はいくつもあります。

個人事業主やお勤めの企業の福利厚生がいまいちな方も検討してみてはいかがでしょうか。

以下は、2018年8月4日現在の情報です。

本家のベネフィット・ワン

月額1,026円(税込)

個人向けWebサービス - ベネフィット・ワン

年契約のみ。一括払いで11,777円(税込)になります。金額的に他社への配慮があるでしょうし、あまり個人向けは力を入れていないのだと思います。

「モラエル」の方が、スタンダードコース(A)と同等です。

Yahoo!Japanの「デイリーPlus」

月額540円(税込)

デイリーPlus(デイリープラス) - Yahoo! JAPANが提供する会員制割引優待サービス

月単位で契約可能。初回時は初月無料のため、○月1日に契約がおすすめ。

他と違って必要なくなれば1月単位で解約できます。

月の途中で解約しても1月分の料金が掛かります。

とはいえ、おそらく一番手軽にお安く試せるサービスです。

必要になったときにその月だけ再入会してもよいのではないでしょうか。

ゆうちょ銀行の「JP BANKカード特典」

ゆうちょ銀行のクレジットカード「JP BANK」の会員特典として利用できます。

すでにお持ちの方も多いと思いますので確認してみてはいかがでしょうか。

カードでエンジョイ倶楽部

本当に様々な企業や団体でサービスの基盤として利用されていますので、実はすでに利用できる状態かもしれません。

所属する企業や団体等で一度確認してみてもよいと思います。 

毎日コムネット(8908)の投資判断

2018年8月4日現在

株価:939円
実績PBR:2.14
予想PER:14.69
ROE:14.6%
配当利回り:2.45%

2018年4月に市場変更における形式要件を満たすために実施した立会外分売で株価が下がったところで購入しました。

2018年7月11日に公表された2018年5月期本決算の結果を受けて、材料出尽くしなのか、一時800円まで株価が下がりましたが、その後値を戻しています。

業績は非常に好調で、見通しも良好です。

2012年5月期からEPSも順調に増加しており、直近の3カ年中期経営計画の初年度である2018年5月期は目標をクリア。

2年度以降の当初目標を上方修正しています。

学生向けということで、少子化による影響が懸念されますが、同社資料によると首都圏の学生数は安定して推移しており、今後数年間はまったく問題なさそうです。

一応、国土交通省や文部科学省の公表データも見ましたが、確かに学生の数は安定していました。

管理物件数も2014年5月期の7,983戸から2018年5月期に9,018戸、2019年5月期には9,614戸(予定)と順調に増えています。

4月時点の入居率は13年連続で100%とのこと。

また、2016年5月期から本格稼働した発電事業。

毎年価格が下がっているFIT(固定価格買取制度)ですが、毎日コムネットは40円、36円と

好条件の物件のみです。

この売電による安定した収益が今後15年以上は続きます。

株主還元にも積極的で配当性向を2019年5月期以降は35%以上に引き上げています。

なかなかに安心感がある企業と考えています。

そのうち、東京証券取引所第一部にも昇格してくれませんかね。

直近での一番の可能性としては2019年5月なのですが・・・・・・。 

優待銘柄としての評価

サービス内容を知った今では優待目的で保有していてもよいのではないかと考えています。

ある程度纏まった金額が必要ですが、株はそのまま資産になりますので(株価が半分近く下がらなければ)株主優待で権利を取得することも検討に値すると思います。

手数料だけで株主優待を取得できる「つなぎ売り(クロス取引)」が出来ればよいのですが、「毎日コムネット」も「ベネフィット・ワン」も安全(想定外の費用が掛からない)な一般信用取引の対象銘柄ではありません。

ネット上の情報を見るとカブドットコム証券では取り扱いがあるようですが、私は同証券の

口座を開設していないため、はっきりとは分かりませんでした。  

結論

今の状況が続く限り、保有です。

安心して放置していられます。

10月頃に発表される1Qの決算短信を確認し、業績によらず再度800円近くに下がったら

100株追加購入予定です。

ただ、年内に含み益が1万円以上出たら一旦売却するかもしれません。 

(売却しても優待の権利は1年間有効です。)

私は2019年以降、株式市場全体で下落すると(多分に期待を込めて)考えているためです。

2018年8月25日追記

800円近くまで下がりそうで下がらないですね。

まだ追加購入できていません。

この価格で買ってもよいかとは思うのですが、タイミングが難しい。

2018年8月25日現在

株価:846円
実績PBR:1.93
予想PER:13.24
ROE:14.6%
配当利回り:2.72%

補足:ベネフィット・ワン(2412)への投資判断について

2018年8月4日現在

株価:3,110円
実績PBR:14.71
予想PER:49.52
ROE:29.9%
配当利回り:1.22%

事業内容の専門性やシェア、業績は素晴らしく、欲しい銘柄ですが、いかんせん

100株で30万近く必要になるため私にはちょっと高いです。

すでに株価は上昇しており、指標的な割安感もありません。

何かの拍子に大きく下げるようなことがあれば、取得を検討したい銘柄です。

また、今年度中に東京証券取引所第一部への市場変更を申請するようです。

市場変更の発表までに株価が下がっていれば、おもしろいかもしれません。

2018年8月25日追記

8月21日に東京証券取引所第一部への市場変更を申請しました。

今後、3ヶ月から6ヶ月程度で承認されると思われます。

発表直後は上下に揉み合いましたが、その後株価も再び年初来高値付近まで戻しています。

承認後にはどのように株価が動くのかまたウォッチしたいと思います。

2018年8月25日現在

株価:3,390円
実績PBR:16.04
予想PER:53.98
ROE:29.9%
配当利回り:1.12%

おすすめの銘柄分析ツール

私は銘柄分析にはマネックス証券を利用しています。

当初IPO目的で口座開設したのですが、「銘柄スカウター」ツールが非常に便利で使い勝手がよく手放せなくなりました。

「過去10年間の企業業績」、「事業セグメント毎の構成比や利益率」、「過去5年間の事業セグメント毎の売上高、利益のグラフ表示」等が無料で確認できます。

本当に無料でよいの?

と心配になってしまうぐらい充実したツールです。

口座開設も維持費も無料ですからマネックス証券を利用しない理由がありません。

おすすめです。

 

 

お約束

当ブログに記載した内容は、あくまで私シーナの個人的な見解です。掲載している情報については、細心の注意を払って正確なものを掲載するように心掛けていますが、これらの情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当ブログの情報を利用されたことで直接・間接的に生じた如何なる損害に関し一切責任を負うものではありません。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

終わりに

思わぬことから新しいことを知れるのも株式投資のよいところです。

ちなみに今年は経験を積む勉強の年と位置付けていまして、経験を得ることが主目的です。

そのためいろいろ手を出してはいますが、あまり積極的に資金投入はしていません。

リターンを主目的に売買するのは来年以降の予定です。

しかし、年初に思ったほど、なかなか下がらないですね。

 

それでは、また。

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